いつの間にか60代年を取るのも悪くはないかも!?

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カルシウムの摂りすぎで骨粗鬆症に逆効果!?

 カルシウムの摂りすぎが骨粗しょう症を招くことも・・・

そんな記事を見つけました(・_・;)

 

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骨粗鬆症の予防にはカルシウム補給と思い私も
牛乳や乳製品を多く摂るようにしていますが 実は安易に
カルシウムばかり摂るのはかえって骨密度を低下させる
結果になってしまうそうなんです。


なぜカルシウムの摂り過ぎが行けないか

カルシウムの摂り過ぎは脱灰(だっかい)と言って
骨からカルシウムが溶け出す減少を招いてしまう危険が
あるそうなんです。

動物性タンパクの摂り過ぎ

カルシウムが多く含まれる食品といえば牛乳や乳製品が
あげられますが 牛乳にはカルシウムと同時に動物性タンパクも

多く含まれています。

この動物性タンパクの摂り過ぎで 
血液は酸性に大きく傾いてしまいます。

 

普段は弱アルカリの血液が酸性に傾くのは生命活動にとっては
よくありません。

 

そこで身体は酸性に傾いた血液を中和しようと
骨や歯からアルカリ性のカルシウムを溶かして血液中に

送り込みます。

こうして脱灰という現象が起きてしまいます。

 

通常はこの溶け出したカルシウムは再び骨や歯に戻り再石灰化され
脱灰と再石灰化が交互に行われバランスを保っています。

 

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ところが乳製品や肉類を摂り過ぎると脱灰が促進され
再石灰化が間に合わず骨や歯がスカスカの状態になってしまい

骨粗鬆症の原因になってしまうそうなんです。

 

また日本人は乳頭を分解するラクターゼという分解酵素の活性が
弱いため牛乳を飲んでもカルシウムを十分吸収できない可能性も
あるということです。

ミネラルバランスの崩れ

脱灰を促す原因のもうひとつにマグネシウム不足があり
マグネシウムは血液中のカルシウムが不足しないように
骨から溶かして一定の濃度にする働きをしています。

 

ですがマグネシウムが不足するとこのバランスを
正常に保つことができなくなり脱灰だけが進んでしまうという
困った事態になってしまいます。

 

なのでカルシウムばかり摂っているとミネラルバランスが崩れ
かえって骨粗鬆症を招く大きな原因になってしまいます。

 

そしてミネラルバランスの崩れは狭心症、心筋梗塞のリスクが
高まる事が分かってきているそうです。

カルシウムとマグネシウムの理想のバランスは
カルシウム2:マグネシウム1だそうです。


骨を健康にする栄養素

骨粗鬆症の予防=カルシウムの摂取と単純に考えるのは
ちょっと危険で骨の健康に必要な栄養素を バランスよく

摂るの大切だということです。

 カルシウム


脱灰を避けるために牛乳、乳製品の代わりに摂りたい食品

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ブロッコリー・小松菜・からしな等の
色の濃い野菜はカルシウムの他にミネラルや
ビタミンも豊富です。

ワカメ、小魚、大豆など豆類など

マグネシウム

マグネシウムの6割は骨や歯に存在し不足すると
骨から溶け出してしまいます。

 

骨の健康維持にはカルシウムと同じくらい大切な
栄養素だということです。

現代の食生活では摂取することが難しく
甘いお菓子、スナック菓子、甘いジュースや飲酒などで
多量に消費されてしまいます。

もしかして骨粗鬆症はカルシウムよりマグネシウム不足で
起こっているのかもしれませんね・・・。

カルシウム以上に意識して摂る事が大切だそうです。
多く含まれる食品

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アーモンドなどのナッツ類
ほうれん草
全粒粉穀類
海藻類
豆類

 

シリカ(ケイ素)


骨、関節、血管、皮膚、毛髪、爪などに多く存在し、組織の結合に
欠かせないミネラルです。
そういえば海外のモデルさんやセレブの間で今は美容のために

コラーゲンよりシリカに注目が集まっているそうです。

 

動物実験でシリカが欠乏すると骨の構造が破壊され成長が

普通の30%以上遅くなり免疫力も低下してしまい 

そのごシリカを与えると正常に戻ったという結果があるそうです。

シリカを多く含む食べ物

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じゃがいも、小麦、大麦、全粒粉穀類

 

ボロン(ホウ素)

 ちょっと聞いたことの無い名称ですがこのボロン
野菜や果物に微量に含まれるミネラルです。

エストロゲンおよびビタミンDを活性化させるという
研究結果があり閉経後の女性の骨粗鬆症を抑制する
働きがあると言われています。

ボロンを多く含む食材

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キャベツ
レタス、エンドウ、インゲン豆、ブロッコリーの茎
りんご
プルーン、レーズン
アーモンド、ピーナツ
寒天、干しひじき

 

ボロンは熱に弱いのでサラダなど生で食べるのが
ポイントです。

ビタミンD

カルシウムの吸収を助け、体内のカルシウム量を保ちます。
日光を浴びると体内で合成されるので不足することは
あまりありません。

ですが成長期の子どもや骨密度が低下している高齢者などは
食事からも積極的に摂るのがおすすめの脂溶性ビタミンです。

多く含まれる食材

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マグロ、鮭、かつお
きくらげ、干ししいたけ

ビタミンK

骨へのカルシウムの沈着・固定を促し、骨を丈夫にする

働きをします。
けがなどでの出血時に血液を固めて傷をふさぐ働きを

することから止血ビタミンとも呼ばれます。

 

多く含まれる食材

 

納豆、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、

海藻類

コラーゲン(たんぱく質)

骨の半分はカルシウムなどのミネラル、

残りの半分はコラーゲンでできています。

 

骨の中にはコラーゲン繊維が無数に走り、

その間をカルシウムが埋めています。

良質なコラーゲンのある骨は、バネのようにしなやかで

強度があります。

コラーゲンは体内で合成されていますが、加齢によって

コラーゲン量は減少してしまいます。

多く含まれる食材

魚の頭や、豚足、鶏の手羽先

サプリメントでの摂取もおすすめです。

コラーゲンの生成にはビタミンCが必要ですので

ビタミンCを併せて摂るのがおすすめです。


ボーンペップ

卵黄から発見された卵黄ペプチド、骨形成促進成分

として注目されています。

カルシウムとの相乗効果で骨の形成を助けます。