骨粗鬆症の治療
骨粗鬆症の治療は薬物療法が基本です。
以下病院で頂いた骨粗鬆症のパンフレットからの
転載です。
骨粗鬆症のお薬
SERM製剤(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)
ラロキシフェン(商品名:エビスタ)
バゼドキシフェン(商品名:ビビアント)
骨の吸収を抑制し、骨密度を増やし骨折を防ぎます。
閉経後の女性に使用します。
1日1回の服用
ビスフォースフォネート製剤
アレンドロン酸(商品名フォサマック、ボナロン)
骨の吸収を強力に抑制し骨密度を増やし
骨折を防ぎます。
1日1回または週1回朝起きてすぐに服用し
30分は食事を控え、横にならないようにします。
活性型ビタミンD3製剤
エルデカルシトール(商品名:エディロール)
腸からのカルシウム吸収を助けます。
1日1~2回服用
ビタミンK2製剤骨の形成を進めます。
1日3回 食後に服用
副甲状腺ホルモン
骨の形成を進めます。
1日1回 注射
カルシトニン製剤
痛みのある骨粗鬆症に使用します。
週1~2回 注射
カルシウム製剤
食事のカルシウム不足を補うために使用します。
1日3回 食後に服用
私は骨粗鬆症の治療に女性ホルモン補填療法と
ビビアント錠(バゼドキシフェン酢酸塩錠)、
ビタミン剤を処方していただきました。
それぞれの症状に合ったお薬が処方されますが
副作用のあるお薬もありますので
お医者さんの支持に従い正しく服用しましょう。
食事療法
骨の健康に大切な栄養素
カルシウム
骨の維持増加を助ける
ビタミンD
カルシウムの吸収を助ける
ビタミンK
骨の健康に必要なタンパク質を作る
マグネシウム
カルシウムが骨に結びつくのを助ける
ビタミンC
骨の土台タンパク質が作られるのを助ける
ビタミンB・葉酸
骨の土台となるタンパク質を丈夫にする
運動療法
運動により骨に荷をかけ骨密度の低下を防ぎ
骨を強くすとともに筋肉も鍛えられ転倒しにくくなります。
今までの生活より少し運動量を増やし運動する
習慣をつけます。
ウオーキング、片足立運動も良いそうです。